ここで公開しているものは同人誌JUNE/ヤオイと区別される作品です。

 その単語に聞き覚えが無いもしくは嫌悪がある方は、お互いの精神衛生上、この先の閲覧はもちろんおススメは致しません。また、私はあえてJUNE的世界観を広く世界に知ってもらうべきだとも考えていません。大人の分別のあるJUNE的な世界観を持つ方に閲覧をして頂きたいと希望します。

 

JUNEもしくはヤオイとは

 現在、書店販売されているレディースコミックやハーレクインロマンスを一般成人女性向恋愛モノとするならば、その中でもとくに男性同性愛を扱ったコミック及び小説の作品群を言います。
 が、単純に性的描写を含む一般女性向けの作品群の一部と言う意味ではない特殊な世界観に基づいて描かれています。
 念のため一般で言うところの大衆小説やコミックと言うものとももちろん異なります。普通の方が読めば「こんなものどこがおもしろいんだ?」と言うケースをよく聞きます。大概の作品において読者対象が極めて限定された設定で描かれています。

 それを精神的に未成熟な女性の疑似恋愛と表現する方も、ハーレクインロマンスのような希望的恋愛願望を満足させるための艶本のようにとらえている方も、またもちろん単にオカズと考えている方などなど千差万別で、一概には言いきれないのですが、一般で言う同性愛趣味ともまったく異なった世界と考えた方が妥当だと思います。

 このジャンルは、大まかに精神世界がメインの「JUNE」と、性的関係がメインの「ヤオイ」と呼ばれる2つのジャンルに分かれています。
 しかしながら昨今ではそれぞれの単語の意味は曖昧で、著作権問題等内包しながらも独自の二次著作物としての女性を対象読者と考えるアニパロ全般をそう呼ぶ場合もありますし、JUNE作品の中でもとくに性的描写がメインとなっているものをあえて「ヤオイ」と区別しているような風潮もありますし、JUNEの本来持つ精神世界の観念や理屈などの重さを排除し単純恋愛モノとして、本来「ヤオイ」の意味するところの「ヤマ無し落ち無し意味無し」という区別がされるケースもあります。
 また、書き手において「ヤオイ」と自称するか「JUNE」と自称するかによって世界観や認識にもたいへん隔たりがある事も加えておきましょう。
 ここで公開している作品は、あえて「JUNE」と言う呼称を使っているように性的描写がメインではない事をまず、ご承知おき下さいますよう。

 

アニパロもしくは(アニパロ)ヤオイとは

 いわゆるアニメ(大きな意味でマンガも含む)パロディーの略で、かつては絵画にしろ小説やマンガにしろ元となる作品をシニカルに笑い飛ばすというような意味で作られた作品群の呼称でしたが、同人誌に関する語句として使われる場合は、原作の登場人物や設定を変え模写表現した作品群をこう呼びます。
 むろん、この中には「ほのぼの」「かわいい」「メカ」「ファンジン」系などノーマルなファンに向けて作られた作品も多いですが、特に女性向けの中でも過分な性的表現を含む物を指して(アニパロ)ヤオイと区別されています。つまり女性向けで原作があり性的表現が過分に含まれる作品群ですね。

 現状では、同人誌と呼ばれる作品群のほとんどがこのアニパロで占められており、男性向け女性向けとも原作そのものの購買数を左右するほどの影響力があるというところから、原作者側も一概に切り捨てるに至らないケースもあるし、逆に書き手側として「二次著作物」としてどうどう著作権を主張するケースも少なくない事から、一般でいうところの著作権問題とは微妙に異なる問題として、どこで線引きをするべきか、有識者間で何度も討論がされています。

 

性的描写とは

 ここでは「欲情を刺激するか否か」と言う不明瞭な区切りではなく、いわゆるSEXシーンと考えています。
 局所の名称は一切登場しませんが、それを連想させる描写はありますと言う事をまずご承知おき下さい。

 

18歳以下の閲覧禁止

 性的表現を対象年齢等を考えながら商品として書ける程器用であるなら、そもそも同人誌はしてません(笑)。
 私は万人に向けて書いていないと明言しますと言う意味では、禁止と言うよりあえておススメは致しませんし、そもそも今夜のオカズにどうぞと言う気持ちで書いているわけではないというスタンスです。
 また、責任と言っては重過ぎますが、こちらにも性的描写込みで公開している以上管理責任が生じますし、フォームが送られたり、訪問ログを取っているページなどを閲覧した場合、そちらにももちろんログ(足跡)やクッキー(形跡)が残りますので、本人以外の責任下にある社用パソコン、保護者や学校等の管理下にあるパソコンから閲覧している若年層に関してはそちらの管理に委ねますという意味もあります。管理下にはあるが分別ある判断ができ、上記の語句及び意味に関して理解ができ、自己責任において閲覧したいと言う若年層に関してはあえて閲覧拒否はしません。

 

閲覧確認ボタン

 ここまで説明したにも関わらず、ここで公開している作品においては正直、一人一人にあなたの精神年齢はオトナですか?これを読んでも支障はありませんか?と問うまでの責任は公開者にはないと考えますし、愉快不愉快に関してまでは言うまでもありません。
 ですが、だからといってこのページを訪ねる全ての方が、これを読んでいただけているとは思えないし、逆に性描写ありの作品を誰彼かまわず見てって読んでってと垂れ流しにしていい話もないわけで。と、そういう意味で、たいへんお手数とは思いましたが、本文を完全に収録しているWeb小説のみ、入場規制をさせていただく事に致しました。

 簡単な仕掛けなので、わずかでも心得のある方はボタンに触れずとも楽に通過できるだろうと思います。ですが、そうして通過した方に関しては、こちらの管理義務からは外れておりますので、当方では一切責任は負えませんのでその点ご了承くださいませ。

 むろん、こちらに送られてくるデータはほんのささやかなもので、よほど悪質で執拗な嫌がらせなどがあるケースを除いては一切公開はしませんと固くお約束します。図書カードの押印やビデオ屋さんのチェックカードのようなモノと理解して頂ければ。もちろん悪用するつもりも無いしそれだけの知恵も無いので、読んで頂けたのだなぁありがたいなぁと言って拝むためにという事で押して頂ければ。


 ・・・追加項目・・・
 

JUNE的な世界観における公人(スター、俳優)に対する考え方

 天下の公人を論う場合、できうる事なら賛美礼賛オンリーとしたいところですが、こちらも身銭を切っている身なので、一視聴者として多少の妄想やマイナス評価なども語らせていただきたいと思う次第です。
 立ち位置はあくまで出演作のDVDをせっせと借りたり、TVでかかれば正座して見てる程度の単なる1ファンです(ミーハーとも言いますか笑)。ナマでお会いするチャンスに恵まれれば天にも昇る気持ちにもなりましょうが、いわゆるオッカケや事務禁を云々するほどDeepな関わり方はそもそも希望していないしチャンスにも恵まれていません(笑) 当然オイシイ話や極端な影響力などは一切ないので生温かくスルーしていただければと。

 

ちなみに、私は。

 同人誌JUNE歴はもう30年余、その中でもアニパロというジャンルに手を染めたのはここ10年ほどで、初めは己を「ヤオイ」「アニパロ」と表現するのにひどく抵抗があったのですが、いちいちここに書いてあることを説明するのも手間なので、対外的には「アニパロでヤオイ書いてますがJUNEです」と自称し、アニパロをするにせよ、オリジナルを書くにせよ、そのどちらも同人誌の魂は忘れまいと考え、同人誌は、儲けを睨んで世間に迎合し機械的に発行するものではなく、表現手法においてはひたすらに自由度を追求し、自己責任において発行している私文書と認識しています。そのあたりをどうかご納得の上、閲覧していただければと思います。

 以上の事、よくご理解いただいた上で、ごゆっくりお楽しみ下さい。

 2007年10月改定






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