えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;

SEIさんの体験

「誰なんだ!」

(2003年9月15日)


私は現在留学中の学生です。
慢性的な私的恐怖をひとつ。

.....
私の知らない私を見たという人が昔からよくある。
顕著な例を二つほど。

ある朝起床して下へ降りてゆくと、炬燵に座っていた母が、「あら、寝てたの?5時ごろ起きてきたじゃないの?」と訝しがる。
私は確かにそれまで眠っていたはずなのだが、母の話によると、早朝に上下とも見慣れぬ真っ白な服を着た自分が部屋を覗き、母のあいさつに答えたそうな。声は出さず、首を振っただけらしいが。

2年後、留学先の亜米利加で。
交差点で信号を待っていると現地の見知らぬ学生に声をかけられた。

「やあ、久しぶり」。

どこでお会いしたでしょうと訪ねると、「何言ってるんだ、去年の○○でのハロウィンパーティーに、君もいたじゃないか?」と。
私は出かけた覚えはない。

「人違いでしょう」と返せば、「だって君、名前は○○だろう?」と。それは紛れもなく私の名前。
近所に日本人は少なく、私に似て、なおかつ同じ名前の人間などそうそういるはずもない。

私の悪夢はいつも自分に出会う夢。
一体誰なんだお前は!!
いつかまったく身に憶えの無い逮捕状とか来たらどうしよう。

・・・もしかしてこの世界の私と入れ替わってやろうとか考えてないだろうな・・・。
......

いかがでしょうか。
これじゃ恐怖体験になりませんかね。私としては真面目な恐怖なんですが。
それでは皆様、幽霊モノは時にネット上で読むだけで障る事があるとも聞きますから、どうかお気を付けを。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


零さんの体験

「墓地中死人立(ぼぢながほどけたづ)バス停にて」

(2003年10月19日)


こんばんは。最近また奇妙な体験をしたので書き込みにきました。

雨の夜、会社帰りにバスを待っていたら、足音がして
バス停の表示盤?の向こうに立ち止まった気配が。
灰色っぽいズボンを履いた膝のあたりが見えたので男の人がいるんだと思っていたら、
バスが来て、先に乗ってから振り返ったら誰もいない。
直前まで人の気配があったのに…

数日前にも同じバス停でバスを待っていたら、変な声で鳴く三毛猫がいて、
じっと見てたら、私に話しかけるような感じで鳴くんです。
それがなんだか「来て」って言っているように聞こえて…
で、バスが来て乗ろうとしたとき、女の人の声ではっきり「来て」と聞こえました。

いや、気のせいだと思うんですが。
職場のあるあたりはお寺が多くて、まわりじゅう墓地に囲まれているところなので…


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


kazukiさんの体験

「郷の神さん、山の神さん」

(2003年11月22日)


果たしてこの私の体験が本当に恐いかどうかはわかりませんが、読んで頂けたらと思います。

あれは確か高校3年生の初冬のことです。
その頃の私は毎晩夜更かしをして、深夜映画を見るのが習慣になっていました。
その夜も、午前2時近くまで一人映画を見ていたのですが、ふと気付くと斜め左の方向から男の人二人の何か討論するような話し声が聞こえてきたんです。

「なんだろう?」とは思ったのですが、そのときはすぐに「ああ、また父さんがテレビを消さずに寝てしまったんだ」と思ってしまい、そのまま映画を見続けました。

その話し声を聞いているうちに、何かがおかしいと違和感を感じ始めましたが、結局、なんでもないだろうと自分に言い聞かせるうち、映画も終わってしまったので寝ることにしました。
自分の部屋に行く途中に両親の部屋があるので、ついでだからテレビを消して行こうと思い、両親の部屋に入ったのですが、テレビの電源は点いておらず、ただ両親が一緒に寝ているだけだったのです。
私はなぜそこで何も思わなかったのか今でも不思議なのですが、そのまま自分の部屋に戻って寝ました。

翌朝、昨晩はおかしなことがあったものだ、と思っていたところ、ふと気付いたのです。

あの会話は確か、うちの外から聞こえこなかったか?
数メートル離れただけの、近くから聞こえてきたはずなのに、なぜ日本語として認識できなかったのか?
そして、声が聞こえてきたのは、北東の方角、俗に言われる「鬼門」ではなかったか?

怪異体験があった日から約半年後、私は大学で霊感の強い子と友達になり、その話をしてみたところ、その子はすぐに私が一体何を経験していたのかがわかったらしく、こう答えてくれました。

「あなたが聞いた二人の男の人の会話なんだけど、あれはあなたの家にあの世とこの世を渡るための「門」を作って、あの世とこの世を繋げてしまおう、という神様たちの計画を話し合ってたのよ。
あなたの家の近く、もしくは地域に山を背にして建っている神社があるでしょ?
話をしていた人っていうのは、そこの神社の神様とその山の神様なのよ。」

確かに、彼女の言っていた神社と山は私の故郷に存在します。
本当に「門」を開いたかどうかはわかりませんが、今のところ私の家族は全員無事です。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


朔さんの体験

「柱の影にて祈るモノ」

(2004年1月12日)


これは俺が中二のときの体験談です。

俺と友達数人と先輩一人が、友達Aの家(教会)から帰るときでした。その時はまだ冬でした。
ふと、何か視線を感じて背後を振り返ってみると、その教会のすぐ側にある電柱の影から、人らしきものが顔を半分だけ出してこっちを覗いてたんです。
それもちょっと普通じゃないんです。
その電柱は細めで、人が隠れようとしても肩が確実に出るような細さなのに、ソレの肩は出ていませんでした。
それに街灯でその下は明るくなっているのに、ソレは顔半分、しかも眼の部分(頬骨から上の部分)とその少し下に電柱を掴んでいるような右手だけでそれ以外は影みたいに見えなかったんです。
ちなみにその眼に生気や感情は感じなかった。

「朔ー帰るぞー」と先輩に呼ばれても、俺はなんだかそれから目が離せなくなっていました。
先輩が不思議に思ったのか俺の側に来て「どうしたー」と聞いてきたので「・・・あれ・・・何だと思う・・・;」とそれに指を刺して先輩に聞き返しました。
その間も俺の眼はそれを見たままです。
その瞬間、先輩の手で目を覆われて「見るな」と少しトーンの下がった声で耳元で囁かれました。
ああやっぱりかーと思い腕を引っ張られながら俺たちはその場を後にしました。
前々からあの教会周辺は出るということはそこにいた全員が知ってたし、アレを見たり感じたりできる連中だから、先輩が説明する前に(先輩が一番霊感が強い)理解してそそくさとその場を離れました。
離れるときも俺は、アレに眼を向けていて先輩に「見るなって」と肩を抱かれ早足で離れました。

後日、先輩は「アレ見続けてたらやばかったぞ」と小突かれ、やっぱり俺はアレに魅入られ掛けていたんだなぁと呑気に考えていました(^−^;;)
あれ以来、前よりも気配には敏感になりよく見るようになりました。
(学校やら家やら街中やら病院やらで。今はもうそうゆう事にも慣れてしまいましたけど)
そして、それが原因かは解らないけど、感情が分裂していわゆる多重人格ってやつですか?になってしまいました(笑)

こうゆう体験談はまだまだたくさんあるけど、また暇なときに語らせて貰います。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


朔さんの体験

「ドアに何かが」

(2004年4月2日)


居間で風呂上りに髪を乾かしているとき、何気なく見た廊下に(居間のドアを開けたら玄関に行く廊下のようなスペースがある)髪の間から白いものが見えたんです。まさに気分は(−д−;;)なカンジ(笑)で思わず二度見してしまいました。
が、お約束通りもう一度見たときにはそんなものは無く、頭の中に残った記憶は白くて丸いボールのようなものが、上下に揺れながら漂うモノ。
別の日やはり髪を乾かしていると、同じところに白い足(たしか左足だったかな)。

  一番出現率が高くなるのは、自分の部屋に居るとき。
机で注文の品(笑)を作っているとき、横目にドアから人が入ってきたようなので「何?父さん。」と言いながら顔を上げれば誰も居ない……
ちょっと泣きたくなりました…。だってものすごい人型で男だってもろ判ったし、しかも初老ぐらいで俺の父親かと思ったんです!
ドア開けるような音も微かに聞こえたし、ドアを閉めるときの動作も人間そのものの動き!
『これはいじめか…?俺を精神的に追い詰めようとしているのか…?しかし俺はそんなもろい精神なんか持ち合わせちゃいないぞ。メチャクチャ太いワイヤー並だ。残念だったな。』などとちょと逝きました。

後はつい最近、朝6:00頃に目が覚めると小さい女の子たちの話し声のようなもの(丁度壁一枚隔てた向こう側で話すような微かな声)が聞こえてきたんです。『あ、結構俺好みの声…』と呑気に考えながら音の発信源を探すと、なんと金魚の入った水槽から。
『金魚がしゃべった……?!』
しかし、真相は水槽の中に入れていた空気を水の中に通すアレが、水位の変化によって出す音という落ち。アレはマジでビビリました。水槽覗き込んだまま30秒ほど固まりましたよ、本ト。
その後何度もドア事件(←?・笑)に遭いましたがね。
大した事ではありませんが、ここに書かせて頂きます。背後に気配を感じながらФ(゜‐゜‖‖)ブルブル


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


のあーるさんの体験

「牙女」

(2004年4月8日)


友人のSがクラスメイトの男子たちと遊んでいた時、ふと気付くともう外は真っ暗になっていました。
「私、もう帰るね」と男子達に言うと「俺ら、送って行くよ」ということになり、男子達と一緒に行く事になったのです。
すると、光った玉が何個も宙に浮いていたのです。S達は人魂だと思いました。
そして、たくさんの人魂に囲まれて人がいることに気付いたのです。

「ねぇ、あそこに人がいるよ」
Sが言うと、男子達はSが指さす方を見ました。
髪がとても長く、ボサボサ頭の女の人でした。
その女の人は、S達の方を睨みました。そして、牙をむきながらニヤリと笑ったのです。
S達の帰り道を大きな絶叫が包みました。

私はS達と遊んではいなかったので本当にあったのかは分かりませんが、一緒にいた男子達全員「本当だ」 と言っていました。
その後、S達は二度と夜遅くまで遊ばないと決心したらしいのです。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


のあーるさんの体験

「憑いて来る」

(2004年4月10日)


始まりは、タクシーで帰り道を走っていた時でした。

私が、窓から景色を眺めていると、畑の前に血まみれの少年が立っていました。
畑で働いているおじいさんが近くにいたのですが、全く気付かないどころか、少年の方を向いても、誰もいないかのように歩いて行くのです。
その時、一瞬ですが、おじいさんが少年の体をスゥッと通り抜けたのです。

「えぇっ?!嘘っ!何で?!おじいさん、体を通り抜けたの分かってない顔してる!」

そして数日後、私は道を散歩していた時、駐車していた白い車の中にその少年が席に座っていたのです。あの時と同じ、血まみれの姿で・・・。
そしてその数日後も、電車で走っていた時にも会いました。
私はいつもいつも、その少年について来られる様に、色んな場所で会ってしまうのです・・・。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


のあーるさんの体験

「恫喝」

(2004年4月11日)


これは、私と友人達と遊んでいた時の事です。
少し疲れたので、いったん私の家で休憩する事にしました。

「疲れたー!もう体動かないー。ね!U・・・」と、私が友人のUに話し掛けたその時です。
「何故ここで遊んでいる!さっさと帰れ!!」と、男性の恐ろしい声で友人が叫んだのです。

Uは女性なのです。それに、そんな事を言う人じゃありません。
「もう来るなー!!」と言って、元のUに戻りました。
Uは何も覚えていない様でした。
私達は今でも忘れられません。私の友人が、霊にのり移られたあの日の事を・・・・・・。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


オカメ狸さんの体験

「病院夜話」

(2004年5月6日)


今から10ウン年前。高校卒業し、専門学校に通い始めた頃の話です。
その頃、自宅を建て直すことになりました。
親兄弟たちはすぐ隣のアパートに一時引っ越したのですが、私は半分物置になっていた病室を自分の部屋にしました。

私の父は自宅開業の医者です。小学生の頃は祖父と父親の二人で切り盛りしてました。
小さい病院で入院患者さんも置いていたのですが、当時は既に祖父が引退して父独りでは入院患者さんまで見る事は困難となり、外来の診察のみになっていました。
と言うより、姥捨て山のような、患者さんたちの人間模様に看護婦さん共々、嫌気が指したからでしょう。
なんせ、小学生の私の耳に入るくらいしょっちゅうぐちをこぼしていましたから。

患者さんの殆どは大きな病院から「手術しなければ死ぬが高齢で出来ない」「もう遅れ・・・」「最後くらいは家族の側で、でも入院は必要」と移動してきた高齢の方々ばかりでした。
付き添い人が必ず必要なのに、財産相続の判を押したとたん誰も来なくなったお婆さん。
孫娘にたまにで良いから会いに来てくれと言ったら目の前で露骨に嫌がられたお爺さん。
普通半分、悲惨半分にくっきり分かれた患者さん達でした。

患者さんたちを置かなくなって大分経つとは言え、大部分の方々はここの病室で亡くなって行った訳ですが、当時の私は恐怖よりも「自分の個室が欲しい」一心で、いそいそと荷物を運び込んだのです。
自宅のすぐ隣で感覚が麻痺していたのかもしれません。

大部屋の一つは点滴の患者さんのために昼間は使われていました。
その隣の個室はすでに混沌とした倉庫、また更に隣の大部屋を自室にしたのでした。
冷暖房完備、洗面所も独り占め、日当たり風通し良好。快適そのもの。
小五月蝿い親とも離れる結果となり、深夜遅くまでゲームに興じる事が多くなりました。

そんなある夜。

「ガンガン」

明確にドアをノックされ、親が様子を見に来たのかと顔を上げましたが、誰も居ません。
ドアの上半分は擦りガラスになっていました。
誰か居ればすぐ見えるのですが・・・いません。

その時はゲームに夢中になっていたので「風のせい」と思い、ちょっと驚いたくらいで流してしまいました。
実際、病室のドアは木製で軽く、風の強い日は「ガシャガシャ」とガラス戸が揺れるのでした。
その後、新居も完成して私も病室を後にしたのでした。

しかし、冷静になって振り返ってみると変な事が多かった事に気が付きました。
鉄筋コンクリートで未だ新しい病院なのに夜になるとよく、家鳴りがしていた事。
看護婦さん達が、病室前のトイレを使うのを何故か避けていた事。
そしてあの・・・・明確なノック。

後から隙間風などではないと気が付いたのです。

私が鈍すぎるのでしょうか?
でも、本当に「悪意」とかは感じてませんでした。
隣の個室で息を引き取ったお爺さんお婆さん達が「夜更かしするな」と気に掛けてくれたのでしょうか・・・?

私の霊体験(?)はコレのみです。(たぶん)
霊感の強いダンナいわく、「お前は鈍いくせに、影響されやすい」との事。
引っ越したアパートの、先住者の「寂しい」と言う残留思念に同調してしまい、ウツになりかけてしまいました。これも霊体験なのでしょうか?
相変わらず、鈍いようです(苦笑)


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


リュウさんの体験

「物証あり」

(2004年5月13日)


俺も怖い体験をしたことがあります。

俺と弟のKは、この街に引っ越して来たばかりだったので、夜遅くまで街中を散歩していました。
辺りは人で沢山だったのですが、俺らが気付いた時には誰もいませんでした。
さっきの風景と同じですが、街には俺と弟のKしかいないのです。
俺と弟は元の道へと戻ろうとしたのですが、誰かが憑いて来ている感じがしてたまりませんでした。

俺が後ろに振り向くと、そこには骸骨のようにやせきった血塗れの女性が、細い両足で立っていたのです。
俺らは憑いて来られない様に必死で走りました。

しかし、女性の足は予想以上に速く、追い付かれてしまいました。
Kは恐れのあまり、その場にへたりこんでしまい、どうすることもできませんでした。

俺らは気を失っていたのか、目が覚めた時には家にいました。
母が言うには、街中で俺らが倒れていたと言うことらしいです。
俺とKはちゃんとあの事をきっちり覚えていました。
俺らのいた街の友人達にもそのことを話しましたが、全く信じてくれない所か大笑いするばかりでした。

その証拠に、Kのズボンにあの女性の血が付いています。

俺らはその証拠のズボンを見せません。何故なら、あの事を思い出してしまうからです。
あの女性がまだあの街にいるかもしれないと考えると、行けなくなりそうでとても怖いです。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


アゲハさんの体験

「身代わりに」

(2004年6月5日)


私は、霊感持ちです。
それをふまえた上で、どうぞお読みになってください…

私は、3年程前にある旅館に泊まりに行っておりました。
色々な所を回って楽しみ、旅館についたのは夜の9時でした。
さっそく布団に潜り眠ろうとすると、頭の上にある廊下から声が聞こえてきました。
すすり泣くような声が…

不思議に思い廊下への障子を開けると、そこには旅館の人らしき和服の女の人が立っていて
「どうしたんですか?」と話かけると、「私の父が…今死んだんです」と言うのです。
ですが、とても違和感がありました。
そう言いながら彼女は、微かに笑っているのです。

「何故笑っているんですか?」と聞くと、彼女は嬉しそうに答えました。
「確かに父は死にました。しかし明日、身代わりが出来るんです。」

話を聞き終えた後、はっとしました。
彼女には、足がなかったのです。

先程までの哀れさなどは消え去り、私は逃げたくなりました。
しかし彼女は私の服の裾を掴む(というよりは触るという感じでしたが)と
「貴方、この事を後一年は誰にも言っちゃだめよ?」と言うのです。
そして彼女が私の頭に触れた瞬間、私は意識を失いました。

翌日。
隣の部屋に人だかりが出来ていて、何事かと聞くと、
「昨日の夜、男の人がお亡くなったんですが、つい先程息を吹き返したんです」と女将さんが言うのです。
そこへ突然女の人が駆け込んできました。

「今…私の父が死にました」

その女性の隣にはあの女の人がいて、私に近付くと言いました。

「可哀相だけど身代わりになってもらったわ。あの人は、私の…夫…」

そう言うと女の人は消えました。

あれは何だったんでしょうか?
ただの偶然で、女の人は幻だったのか、それとも本当なのか…今でも不思議です。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


杏樹さんの体験

「海に棲むモノ」

(2004年6月5日)


あれは、私が中学三年生・・・か、高校一年生ぐらいの時でした。
私は友人三人と海で遊ぶ事になり、楽しみでいっぱいでした。

海に着いた私達は、早速泳ぎ始めたのですが、友人のYが「もっと深いトコに行こうよ」と言うのです。
私と友人のKとTは反対したのですがYは諦めず、どんどん深い所まで泳いで行ってしまいました。

始めのうち、Yは楽しそうに泳いでいたので不安だった私達は少しホッとしました。
ですが、楽しそうなYの顔が急に何処かへ行ってしまい、バタバタしているのです。
私達は「まさか溺れたのか!?」と思い、急いでYの方へ泳いで行ったのです。

近くへ駆け寄ってみると、青い手がYの体をしっかりと抱きついているのです。

私達はYの手を握って岸の方へ運ぼうとしましたが、手が滑ってしまいYはドボンと海の中へ。
それを追うように急いで潜りましたが、真っ暗で何も見えないのです。

その後、レスキュー隊(?)の人達が駆けつけ探しましたが、Yは何処にも見当たりません。
こんな事になるなんて思いもよりませんでした。

その後、私とK、Tがその日に撮った写真を見ていると、Kがこんな事を言うのです。

「撮った時この岩のトコに人、乗っかってた?」

私とTは「はあ?」と言いながら見てみると、確かに誰かが岩の所に座っているのです。
撮った時にはもちろん、こんな人はいなかったのです。

それに、よく見るとその人はYにとても似ているのです。
これはYの幽霊なのでしょうか?


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


晶羅さんの体験

「別に…」

(2004年8月14日)


小2の時の話です。

友達とおばけ屋敷にいきました。
みんなでキャーキャー言ってたんだけど、ある時急にみんな黙ったんです。
私がどうしたのって聞くと「別に・・。」と答えるんです。
それにみんな前に目をむけてて・・。
私もぞぞって寒気がしました。

そしてなんか、声が聞こえた気がしたんです。
「ぁ・・・。」って。

それから5秒ぐらいたってまた友達がキャーキャー言うんです。
顔にも怖がりながらも笑顔があって。
元に戻ったんだ。と思って安心しました。

それからお化け屋敷から出て私が「あの時どうなったの??」って言ったら
あの時って・・。

全く覚えていないんです。

あれは一体。。。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


天さんの体験

「とても 小さな おじいさんが」

(2004年9月7日)


初めまして。私の体験した恐い話を聞いてください。
私、小さい頃から霊という物が何となく見えてた(?)んですけど、家族はまったくといっていいほど見えなかったんですよ。

丁度小学一年生になった頃だったと思います。
私は兄に連れられて病院にいったんです。
そのころ父が入院していたものですから、お見舞いですね。

父の寝ているベッドの横に何かの気配を感じ、フと横を見ると、とても小さなおじいさん(?)が、口をパクパクさせてこっちを見てたんですよ。
当時幼かった私は父と兄に「ねぇ、隣の人どうしたの?」と聞いたんですが、父と兄は私の発言にガクブルになっちゃって答えてもらえませんでした。

わけが分からずもう一度その人を見てみると、クルリとこっちを向いてニヤリと微笑んだんです。
その顔というのが、半分皮が無くって。

ビビった私は、兄と一緒に病室を後にしたのでした。
なぜその時そんな霊が居たのかは教えられてません。(知りたくも無いですが・・・

あれは一体。。。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


天さんの体験

「上る足音」

(2004年9月11日)


テストが近いんで部屋で勉強していたんですよ。午前四時ごろ。

そんなに熱くなかったのでクーラーは消してあったんですが、
お茶でも飲んで寝ようと思ったら、いきなり寒気がたって動けなくなったんです。

そしたらトントントントントントントントントンと階段を上るような音が聞こえてきたんです。

トントントントントントントントントントントントン

だんだん早くなって、私の部屋に近づいてきているような感じがして
『ぎゃあああああ!!!』って思ってたんですが、
途端にいきなりドアからドン!という音が聞こえてきたんです。

すっげービビったんですが、30分ぐらいしたら金縛りがとけたんで、
思いっきりベットに走ってって、毛布かぶってそのまま寝ちゃったんですけど、
朝、恐る恐るドアを見たらなんと手の方がたっくさん付いてたんです。

後から祖母に聞いたのですが、この家って昔っから色々いるらしいです。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


天さんの体験

「ボクらの儀式」

(2004年9月23日)


小学校6年生の時、クラスでこっくりさんがすごく流行ったんです。
私は一回やったときに頭がすごく痛くなったんで、それ以来見るだけだったんですが、
その日はどうしてもって言われていっしょにやることになったんです。

こっくりさんが降りてきて、質問しながらしばらく遊んでたんですよ。
で、そろそろやめようってことになって「こっくりさんこっくりさん帰ってください」っていったんですけど、何回頼んでも「いいえ」に行くんです。
恐くなって友達の子が「こっくりさん。私たちはもう帰ってもいいですか?」って聞いても、返事は

・・・「いいえ」・・・

途端に、その子の目が急に狐っぽく吊り上ってばったり倒れてしまったんです。

で、改めてもう1回、「こっくりさんお帰りください!」と泣きながらたのんだら、ゆっくり「はい」の方に10円玉が進んだので、
皆でその子を保健室に連れてってベッドに寝かせてたら、急に起き上がってこんなことを言い出したんです。

自分は井戸の中にいて、隣にいる女の人が優しそうな顔で手招きしてるんですって。
すごく気持ちが良くなってそっちへ行こうとしたんですが、聞き覚えの有る声がその子の名を呼ぶんだそうです。
そして振り返ったらここに寝ていたというのです。

それ以来こっくりさんは一回もやっていません。

あと、こっくりさんブームが去った後「霊」という儀式も流行りました。

小学生までしかできないそうなんですけど、
教室の四隅に1人ずつ立って、左下の子から順々に右回りにタッチしてくんですよ。
それを何回かやってるうちに真ん中に霊が見えるというのものでした。

1回やった時に、私机の上に足がすごくハッキリ見えたんですよ!
そしたら皆も見え出して、でも、30回回るまで止まっちゃいけないから
回り終わったときには「ぎゃーーーーーーー!」って言いながら帰ったんです。

それ以来儀式系はやってません。


この際だから私の恐い体験も語ったろかーという方はこちら

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