えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;

ひろさんの体験

「泥だらけ」

(2004年12月9日)


俺の部屋の窓からダン!と大きい音がしたので
見てみると泥土の手形がついていた。
俺の部屋は8階なのに。

恐ろしくなりその日は友達んちにとまった。
次の日家に帰ると家の中が手形だらけになっていた。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


しんちゃんさんの体験

「履かせてあげる」

(2005年1月16日)


私が不思議な体験をしたのは、3回ほどあります。
初めて体験したのは、今から20年ほど前、私が10歳の時の話です。
引越して来たばかりの新築の自分の部屋で、季節は冬でいつもどおりの夜のことでした。

当時、私は部屋のドアを開けて寝ていました。
私の部屋の隣は兄達の部屋で、やはりドアはいつも開けたままでした。

その日は布団に入ったもののなかなか寝付けずにいました。
隣の部屋からも明かりが漏れて話し声が聞こえていたので、兄達が起きていることはわかっていました。
両親も1階で起きていてテレビを見ているようでした。

そんな時、ふと部屋の入り口を見ると、なぜか黒い人影が見えました。
しかもだんだん近づいてくるのです。
それも、かなり背が高い人のようでした。
私は恐怖のあまり布団をかぶってしまいました。
ガクガクと震えながら夢だよねと自分に言い聞かせながら。

すると次の瞬間、足元の布団がめくられ、冷たい手で私の足首を捉まれたのです。
私は恐怖で声も出せず、体も動きませんでした。

ほんの数分だったと思います。
そして、勇気を出してガバッと起き上がり、急いで部屋の電気をつけました。
恐る恐る自分の足元をめくりあげると、
なぜか片方の足に、オバさんが履くような膝丈までのストッキングを履かされていました。

次の朝、そのストッキングを母に見せたのですが、そんなのどこから持ってきたの?と言われました。
10歳の私が履くような物ではないのです。
両親にも兄にも話したのですが、笑い話で片付けられ誰も信じてくれませんでした。

私の見た黒い人影はとても大きく、どう考えてもうちの家族の人間ではありえない身長でした。
両親は150cm台、兄達も167cm。でもその影は、170cmをゆうに越えるほど大きかったのです。

こんな話を聞いたことがありました。
祖父の兄弟に、足の手術の最中に亡くなった方がいたようでした。
その方は、事故の後遺症で足を引きずっていて、それを直す簡単な手術のはずが、
医療ミスで手術室に入って数分も経たないうちに帰らぬ人になったそうです。

その方がどちらの足が悪かったか知りませんが、私の片側の足に履かされたことと関係があるのでしょうか。
今でも謎のままです。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


しんちゃんさんの体験

「お通りお通り」

(2005年1月16日)


これは2回目の怖い体験です。
今から3〜4年前、これは私だけではなく母も同時に体験した話です。

その日は、私と母と甥っ子(2歳)の3人で川の字で同じ部屋で寝ていました。
季節は冬で、当然のように家の中は閉め切っていて、隙間風ひとつない状態でした。

突然、ゴウーッという音がだんだん大きくなりながら迫ってくる感じがした次の瞬間、
部屋の中に、まるで竜巻のような強風が吹いたのです。

あまりの強さに目も開けられず、吹き飛ばされそうな勢いでした。
それが数秒たつと、嘘のようにピタリと収まったのです。
そっと目を開けて辺りを見回してみたのですが、カーテンさえも動いていません。

次の日の朝、母にこの話をしました。
夢でも見たのかと思ったからです。
すると母も、やっぱり夢じゃなかったんだと呟くように言いました。

まるで、一瞬のうちに部屋の中で竜巻が発生したかのような説明のしようがない出来事でした。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


しんちゃんさんの体験

「手相占い」

(2005年1月21日)


3回目の話は怖いと言うより不思議な、私の祖母のお姉さんの話です。
このオバサンは、昔から手相を見れると言って、私や母もよく見てもらっていました。

又、ある日いつものように、オバサンに手相を見てもらっていると
「アンタ、22か23歳頃、結婚考えて付き合ってた人いたでしょ?」と言われたのです。

私は驚きました。 自分の親や祖母にも言ってない、私が結婚したいと強く思って付き合ってた彼のことを、
どうして知るはずもないオバサンに言い当てられたのかと思うと本当に怖かった。

何で?と聞くと、手相に出てるからわかるよと。
それも、長続きしなかったことまで言い当てられたのです。
でも縁のなかった人だからいいのよって、言われました。

オバサンは昔から、手相と言うより、他にも何か見えているような感じがしてなりませんでした。
目がとても印象強く、目を合わせるとまるで心の奥まで見透かされてしまうような。
時には人の死期まで判ってしまうらしく、祖母には「とても嫌なことまで見えてしまう」とも言っていたそうです。

私の兄2人も結婚を決めた時、手相を見てもらったらしいのですが、
2人ともお勧めは出来ない相手だねと言われたのです。
それは見事に的中し、兄達は1年違いで結婚し、同じ年の数ヶ月違いで離婚となりました。

そんなオバサンも病気で数年前に亡くなってしまったのですが、その後も不思議なことは続いていました。
オバサンが可愛がってた高校生のお孫さんがいて、彼女の写真には必ず、
いわゆるオーブ(魂)と言われている白い水玉のようなものが写るらしいのです。

私の母いわく、凄く可愛がってたから、亡くなった今も孫のことが気になって心配で傍で見守ってるのかも知れないねと。
母も実際にその写真を見たそうですが、白い○みたいな斑点がポツポツ写ってたそうです。
不思議だな〜と思いました。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


凛さんの体験

「わかるんです」

(2005年1月20日)


私は、ある面で、とても奇妙な子供でした。

子供の頃、よく弟と二人で遊んでいたのですが、
サイコロを振って出る目をあてたり、トランプの神経衰弱の札を連続で当てるのが得意でした。
彼は、なんの不思議も感じていなかったようですし、やっている本人にもとりたてて不思議なことではありませんでした。

小学校の朝礼のときも、いきなり自分の名が呼ばれ、誇らしい気持ちで進み出ることがわかるのです。
もちろん、そうそうあることではないし、前もって知らされるようなことはありません。
でも、閃いてしまったことは、いつも現実になったのです。
遠く離れた職員室の教師達の思念に反応していたのだと思います。

このような能力を、大人であれば「予知」とか「カン」と呼ぶのでしょうが、
子供時代の私は、この現象を特段に変わったこととは思っていませんでした。
だから他人にも話さない。
普段はおしゃべりで活発だったことを思うと、なぜそこの事だけを口にしなかったのか不思議なのですが、
今思うと、それがかえって幸運だったのかもしれません。

二十歳をたいぶ過ぎた頃、こんなことがありました。

手塚治虫先生がお亡くなりになった時、私はベルリンの自宅にいました。
外出しようと靴箱から靴を取り出したとき、唐突に頭の中に「手塚治虫先生が死んだ」と響いたのです。
当時はメディアはすべてドイツ語で、事実は翌日に衛星回線で届いた日本の新聞で初めて知ったのです。
おそらく遠く離れた日本のファンの嘆きをキャッチしたのではないかと思います。

同じことが、昭和天皇がおかくれになった時にもありました。
同じベルリンで朝早くまだ眠っている最中に、頭の中に直接「昭和天皇崩御」と響いたのでした。
この事実は、その日のうちにドイツ国内のニュースで確認しました。

でも、そのカンのようなものが、自分はなにも考えていないのに、いきなり自分の口から出てしまい、
それが相手にとって都合が悪かったり、隠しておきたいことだったとしたら。
仕事の場面などではなおさらで、相手が気を悪くすることは間違いありません。

それは、まるでサイコロが振られて、目が出るようなもので、
「良い目」ばかりならむしろ幸運なのでしょうが、「悪い目」がでてしまい顰蹙を買ってしまったことも。

「良い目」の代表は、誰もが思っていながら言い切れなかったことを、突然私が口にした時でした。
このとき、私自身はその案件についてはまだ関わりが浅く、某かの根拠があっての発言ではありませんでした。
しかしながら、既に深く関わっていた誰もがそう感じながらも立場上発言できなかったことで、
その後の調査で事実だと判明したのです。

妊娠中のお腹にいるお子さんのことも、男の子か女の子かはほとんど分かります。
でも、赤ちゃんは、どのお母様にも嬉しい半面不安な存在ですから言葉にはなりません。
お医者様が告げて初めて本当のこととして信じられることでもありますし。

これも「良い目」ばかりが見える話ではなく、時には「悪い目」が見えてしまうときもあります。
赤ちゃんは、どの子も元気に産声をあげてほしいと心から願っているのに、
こんなときは、自分の無力さを感じ、哀しさを味わいます。

これは、『怖いお話』ではないのですが、
もしかしたら、自分そのものが『怖い人』なのかもしれませんね。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


しんちゃんさんの体験

「バックコーラス」

(2005年1月24日)


私の仲良くしている友人、A子の話です。
彼女は、自分には霊感があって霊をよく見ると言っていたのですが、まだ私は信じていませんでした。
また、強い霊感体質の彼と付き合い初めてからは、さらによく霊を目撃するようになったとのことでした。

これは、そのA子といっしょにカラオケBOXに行った時のことです。
最初は普通に歌っていたのですが、彼女がしきりに部屋の入り口付近のドアを何度も振り返るのです。

私は思わず『何?誰もいないじゃん?』と言うと、A子は首をかしげて、
『うん・・・。ちょっとね・・・』と濁すように言うのです。
『何〜?気になるじゃん!』と言うと、
『怖がると思って言わなかったけど、さっきから男の人が見てる』と言うのです。
私は目を凝らして辺りを見渡して見たのですが、何も見えません。

気のせいじゃないの?と思っていました。
でも、再びA子が歌い始めてすぐのサビの部分に、ありえない声が聞こえたんです。
ハモリのバックコーラス部分、機械は女の人の声なのに、私の耳元でまぎれもなく男の声で歌ってる声が。
私は恐怖で顔が引きつってしまいました。

私は自分の聞き間違えか、気のせいだと信じたくて、歌い終わったA子に
『ねえっ・・・。』と言いかけた途端、
A子は私の顔を見て察したかのように、『聞こえた?・・・。』と言うのです。

私は恐怖と信じたくない気持ちで『嘘でしょ?!空耳だよね?!違うよね?!』とわめき立てましたが、
A子はすごく落ち着いていて、『サビの部分でしょ?男のハモル声・・・』と。

私は顔面蒼白でした。何これ?何なの?と。

A子いわく、霊感のある人間と一緒にいると、普段、まったく感じない人でも、
見えたり、感じる可能性がアップするらしいんだよね〜と、動じることなく淡々と話すA子。
本当に怖かったです。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


maniさんの体験

「憎み合う音」

(2005年1月25日)


幽霊か生きている人間かわかりませんが、不思議な事を見ました。

私の実家は住宅地。小さい丘の上に段々となって家が立っているのです。
間にはそれぞれ小さい坂があって、個々の家への入り口がつながっているのですが、
家は中腹の行き止まりにあったのです。

そのころ私は夕方から深夜にかけてバイトをしていました。
バイト先は自転車で5分程度の場所で、毎日自転車をこいでは職場に通っていたのです。

家へ帰ってきてからは部屋でテレビを見たりして寝るのは夜中の2時3時。
夏は窓を開けていたのですが、そのころになるとどこからか「がしゃーん、がしゃーん」と鉄がぶつかり合う音がしていました。
はて?何の音だろう?と思いつつも、あまり気にはしてなかったのですが。

夏も過ぎ秋になり窓を閉めても、遠くの方で「がしゃーんがしゃーん」と音がします。
それもほぼ毎夜の出来事でした。

夏も終わった寒い時期、私はバイトが終わり、自転車で家へ帰ります。
家までの道は途中で3本ほど枝分かれになり、少し坂になっている家への坂道があります。

「がしゃーんがしゃーん」

あ、珍しいな。こんな時間に・・・・と、ふと途中の坂道の方を見上げると、一軒の家に目が止まったのです。

その家の前には鉄で出来た観音開きのゲートがあり、
そこの前に浴衣姿の女性が立ち、その向かい側に男性が立っており、
その男性が女性の肩をがっしりと両手に掴み、ゲートに向かって、その女性を打ちつけるようにしていたのです。

「がしゃーんがしゃーん」

二人とも無言で、男性は女性の顔を睨み付けながら、何度も何度も女性の体をゲートにぶつけているのです。

心の中で悲鳴をあげながら家へ帰りました。
それ以来、その音はもう聞こえなくなりました。

結局あれはなんだったのか、今だにわかりません。
生きている人間だとしても、ちょっと意味不明な行動ですよね?


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


maniさんの体験

「生録」

(2005年1月25日)


私が小学生だったころ、ラジカセが出始めました。
その頃はまだ高かったレンタルレコードなど借りられるはずもなく、好きな曲があると自分の部屋で必死になってラジオから録音してたのです。
でも、いくら当時のラジカセといっても、マイクがオンになってない限り、ラジオ以外の音が録音されることはないのですが、
あったんです。一回だけ。

夕飯時。姉が「ご飯だよ〜!」とドアの向こうから声をかけたんです。
ラジオに夢中になっていた私は「はいはーい」と生返事をしつつ、無視を決め込んでいました。

いつまでたっても出てこない私にいらついた姉は、ドアを開けて「ほら!ご飯だぞ!!!」と何回か叫んだんですよ。
仕方ないなぁ・・・とラジオとテープ録音を作動させたまま夕飯を食べ、
食べ終わった後にそのラジオを聞くためにテープを巻き戻し、部屋で聞いていたときです。

ラジオでパーソナリティが話している途中で
「maniっ!!!!!!!」(仮名)
と一言だけ姉の叫び声が入っていました。

気味が悪かったので家族に聞かせると「偶然入っちゃったんだよ」といわれたのですが、
名前を叫ぶ声以外の会話は入ってなかったんです。

気持ち悪かったのでそのテープは捨ててしまいました。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


相方の体験

「ボクも遊んで」

(2005年2月2日)


ウチの前の築山、市の土地だけど緑が多かったんで、フェレットのタローもアイもマイもそこに埋めたのネ。
でも最近、木と植え込みを直すとか言って掘り起こしてるの。

タローは、中でも一番可愛がってた仔で、逝き方も突然だったから、今でもこうして話してるだけでセツナイんだけど。
どの仔も、他の人に頼むなんて出来なくて。ずっとそばにおいておきたかったの。

それでね。前にタローが私が泣いてばかりいる時来たの。ウチ中にあの仔がいる気配が在ったの。
これ本当ヨ。ダンナも感じてたし。
で、「ゴメンネ私が引き止めてるんだネ、成仏してネ」ってお線香上げたら気配が消えたの。

それでね、築山なんだけど、あれが掘り起こされる前くらいからマイとタローは同じ黒っぽい子なんだけど、
今はいないはずの黒っぽい子を何度か観たのネ。

あと、近所にある母の家で、ダンナがミミとタイキとなずなと遊んでたらいきなり「ギャン!」て
どの子かを踏んだか蹴ったみたいな声がしてビックリしたんだけど、もちろん誰にも何もしてなくて。

その仔たちの声じゃなかったのネ。
かえって、何事か?って3匹ともキョトキョトしてて。

帰りに、そう言えば前の植え込みイジッてたなぁって思い出したのね。
寄って見たら、ミイラ化したマイが掘り起こされて投げ出されてたの。
連れて帰ってウチのお墓のある津田山墓地の空地に埋葬し直したんだけど
それ以来黒い仔も見ないし、声も聞かない。

不思議だよネ。
魂って有るのカナ?って本当に思う。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


相方の体験

「せめてこれだけ」

(2005年2月2日)


父方の祖母が急に脳溢血で倒れた時、母の夢枕にその祖母が立って「枕… 枕… 」と言うんで、
家にある枕と言う枕を調べたんだけど、何も無くて。
祖母の愛用していた着物の帯枕を調べたら貯金通帳が出てきた、とか。

これじゃ短い?・・・うーん、そうだなぁ。

母方の実家が福島なんだけど、すごく古くて大きい家なのネ。
わかるかなぁ。
玄関とか台所とかが、住まいの中でも一段低い土間になってて地続きでね、
こんにちはーって玄関の土間に入ると、そのまま正面は一段高い居間なんだけど、
土間がそのままぐるりと奥に続いてて、台所になってるのね。

そこを、うん、つまり玄関から台所にかけてぐるりとなった土間をネ、
叔母さんがすごくきれい好きなんで、よくマメに手入れをしてたんだって。
腰をかがめて、ほうきで。ちゃっちゃと掃いてたんだって。

それでね。母が若い頃。
その叔母さんが危ないって言うんで、親戚がもう集ってた時だったんだって。
なんか、後で聞いたらみんな気付いてたんだって。
でもその光景があんまり当たり前すぎるから、誰も変に思わなくてネ。

玄関でとか、台所でとか。
せわしなく集ってくるみんなに、すまないねぇって感じで、思わずみんななんとなく会釈してたんだって。

土間を掃いてた叔母さんに。

ちょうど亡くなった時間だったんだって。

うち、そういうコト、多いのよ。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


しんちゃんさんの体験

「異様な部屋」

(2005年2月4日)


霊感の強いA子といつものようにカラオケに行った時のことです。
その頃の私達は週に2〜3回はカラオケに行っていました。
ちょっとした常連さん状態で、店員さんとも顔見知りになっていました。

そこは有名なチェーン店で、部屋数も多く2階建てで大きなお店です。
私とA子はきまって使うお気に入りの『2階のいつもの部屋』と言う部屋があったのですが、
その日に限ってその部屋が使用中で、いつもの部屋とは逆側の通りの部屋に当たってしまったのです。

その部屋のドアの前に立つとA子が『何か・・・。』と呟きました。

私はいつものように、曲選びに夢中になっているのに、
なぜかA子は黙って部屋を見渡したり、一点を見つめていました。
そして、『この部屋、凄く嫌な感じがする・・・。』と言いました。
特に、窓側の場所を指してそこ!と。

しばらくして、A子の彼氏(かなり霊感が強いらしい)が来たのですが、
彼も部屋に入るなり、妙な顔をし、やたら無口に黙り込んでいました。
やはり窓際が気になるポイントらしく、頭が痛い、気持ち悪いと言い始め、
その間、彼は何回も部屋から出てこの部屋に入るのも、居るのも辛いと言うのです。

そして、妙なことが起こりました。
BR> 季節は夏でエアコンが入っていたのですが、
突然、エアコンから、カチカチカチカチ・・・と、音が鳴り始め、水がシトシト落ちてきました。
さっきまで、なかったのに、彼氏が来てから突然です。

そして、ソファーの背にもたれ頭を壁につけていたら、『ドンッ』と鈍い音と壁を叩いたような感触が。
私は、隣の部屋の人が騒いでいて壁に当たったかなんかしたんだと思いました。
でも。その日は空いていて、私達の両隣、向かい側も誰も入っていませんでした。

血の気が引いていく感じがしてたまらなくなり、すぐその部屋を出ました。

それ以降、その部屋に入ることは2度とありません。
あの、異様な空間は何とも言いようがありませんでした。


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


まいるの体験

「添い寝」

(2005年2月10日)


昨夜。子供らコミで寝たのが12時回ってしまって。
子供らと3人川の字になって寝てからも、上の子がまだぼそぼそと話し続けてたんですね。

「ねぇ、なんか話し声がするよ。
聞こえない?なに言ってんだかわかんないんだけど」

うるさいなぁ。外で誰かが話してんだよ。
上の子が寝ている北側は下が駐車場で、夜中お出かけ組がそのままたむろしている時があるんで、
たぶんそれだよと答えたか答えないうちに、速攻眠りには落ちたんですが。

ともかく寝つきが悪かったですよ。
いや、忙しい日だったので横になればふぅっと眠りに入りはするんですが、途中何度もふぅっと目が醒める。

時計を見ても、あーまだ1時間しか寝てない、あーまだこんな時間と思ううち、
「いつもの悪夢に出てくる田舎の商店街」とか「いつもの悪夢に出てくる河」とか「校舎」とかが次々頭の中を通り過ぎる。
何べんか寝返りをうったりして、それでもつまり半睡のまま何時頃でしたか。

いきなり両肩をかなり強い力でぐぅっと抱きしめられて。
うぉ、なに。と、声に出したか出さないかの間に、そのままがつがつと抱きすくめられて胸とか弄るですよ。

おもわず、ぱちっと目が開いたんですが、あたりは半睡で見た光景と寸分変わらず真夜中のまま。
目の前には隣で寝ている下の子の後頭部があるし、熟睡している様子。

何せオバサンだもんだから当然こうも思ったわけで。「あら、やーねぇアンタったら、明日早いんだから」。
って、けして色っぽい話じゃなく(笑)わたしゃ明日も忙しいんだぞゴルァ!ぶちキレんぞゴルァ!みたいな(笑)

でも頭の中には「いつも悪夢で見る」場所が次々と早回しでフラッシュバックして止まらない。
で、PC部屋からは亭主のキーボードの音とかすかにゲームの音楽が聞こえてるんですよ(笑)
その上、隣に寝ている下の子との距離からして、後ろにある襖と私の間に何の違和感も無く人が入れるはずも無い。
しかも肩を抱かれているわけですから、当然下になっている側に腕の厚みがないし、背中に当たるはずの体も無い。

え。
じゃあ今、私の後ろにいたのは?(^^;

一瞬全身に鳥肌が立ったんですが、振り返った顔が違っていたらどうしようと思うと隣に寝ている子供を起こすのも怖い。
そうだ、声だ。声が出せれば、霊体験じゃないらしいと。

「ああああああー!!!」

と、とりあえず声は出る。
聞くところによると普段から寝言多いらしいんで、パソゲに夢中の亭主が助けになんか来るわけない。
亭主の布団に逃げ込むには、ともかく1度立ち上がらなきゃならないし、
そうなれば必然的に「私の後ろにいるモノ」を見る事になる。そんなコワイ事できるかよ〜;とか
困ったなぁ、頭の中には「悪夢の風景」のフラッシュバックが延々と続いているし、どうしようどうしよう・・・。
そう思ってるうちに、またふぅっと寝に入っちゃったんですけどね。

「いやー、昨日肩抱かれちゃってさぁ。まいったよ」
朝の喧騒の中、寝不足の繰言をこぼす母親に娘が一言。

「だから、あたし言ったじゃない。
よく内容は聞き取れないけど話し声がする。
この部屋に誰かいる  って」

・・・ ・・・うええ・゚・(ノД`;;;・゚・

で、ここに載せようとまで思った後日談なんですが。
その時確かに「ああああ!!」と声を出したつもり、っていうか出したと確信しているわけで、
出たからこそ、「コワイ板」に霊感ナッシングなヤツの気楽な世間話として
書き込んでみたりしたわけですけれども、家族の誰一人としてその声を聞いてないんだそうですよ。

ヘンな話ですが、亭主と上の子は眠りがやけに浅い体質で、何かコトがあれば行動に移さないまでも
某か記憶に残るし、次の朝「昨日うるさかったよ」なんて言われちゃうこともしばしばなんですが、
改めて聞いても、一切聞いてないと。

しかもその日は亭主は早仕舞いで、多分、その時間には寝ていたと言うんですね。
ではあのゲームの音は?と言うと、それも心当りがないと。

前出のTさんやmaniさんにお伺いを立てたところ、「それはナニモノかに『聞かされて』いたんじゃないか」と。
・・・ ・・・うええ・゚・(ノД`;;;・゚・

お玄関に置いてあった遮光器土偶を動かしたのがよかったのか悪かったのか・・・。
いい事と悪い事がなんだか頻繁に入ってきていてなんとも。
ナマモノを見るようになったらまたご報告したいと思います・・・って、困ったなぁ・゚・(ノД`)・゚・


えーと・・・やっぱり今日は帰ります(^^;


この際だから私の恐い体験も語ったろかーという方はこちら

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