壁紙で遊ぼう
画像サイズ800×400ピクセル(以下px)のこの画像を17インチモニタの横幅一杯の横1024pxに広げてみましょう。
画像のプロパティすなわち見えている画像だけではなくサイズなどもすべて情報としてクリップボードにコピーされます。 (いったんPCの中の小人さんが記憶してくれるんですね)
3、ファイル→新規(作成)の画面を開きます。
「画像の大きさ」を希望のサイズに設定します。 今回は幅だけを変えたいので高さと解像度と画像モードはそのままで、幅を800pxから1024pxに変更します(左図@)。 解像度もきっかりにしたいので72(左図B)に。 通常Webに使う場合はファイル自体の重さや見え方として72pixcels/inchが適当であると言われています。が、プリントアウトしたり、データ入稿する場合は、はるかに解像度を上げて(350px/inch以上)、より精密に綺麗に出るよう工夫します。 同人誌印刷を主にしている印刷会社などで、「データ入稿も可」と謳っているところを探せば、印刷して製品にするという事、つまり、解像度によって印刷状況がどのように変わるかといった詳細を説明しているサイトがあるので探してみてください。 また逆に背景を軽く表示させたい場合は、この「解像度」を極端に下げてみるのもいいでしょう(40pxとか)。 ただ、その場合、画像はかなり荒くなりますので、茫洋とした画像には有効ですが、夜会のクリスタル系ぬめり系蝶、蜘蛛など尖った線があるものには不向きです。デジカメで高解像度で撮った写真をわざと荒くする技法などによく使われます。 4、編集→貼り付け(ペースト)で元画像のデータを新規画面に貼り付けます。 photoshopではレイヤとして新規画面の上にコピー画像が乗った状態です。 この時点で画像を、きっちり左に寄せます。 5、「背景」のレイヤに移動して元画像が黒い画像なので背景色を黒(#000000、RGB=0,0,0)で塗りつぶします。 6、コピー画像レイヤ1に移動して、見た目で同一色の部分で右半分だけ選択します。 7、選択した部分をきっちり右に移動して、選択を解除します。 8、レイヤ→画像を統合で、画像を一枚にします。 9、Webの壁紙に使う場合、スタイルシートやテーブル内に一枚だけという指定をしない限り、同じ画像が繰り返し表示されますので、スクロール機能のついているソフトであれば、天地左右にスクロールさせて、つなぎ目が残っていないか確認します。 photoshopの場合、フィルタ→その他→スクロールで天地左右約半量づつスクロールしてみると、合わせ目がちょうど中央になります。 つなぎ目が残っていた場合、6、7の方法を応用して画像の半分を移動し、つなぎ目を目立たないようにして再び画像を統合します。 移動して白くなった部分はトリミングして切り取ります。(サイズが多少変わってもまーそこはBGですからアバウトに) 10、つなぎ目の処理が終われば、ファイル→別名で保存(名前を付けて保存)で、jpg(画質4くらい)形式で保存します。 gifファイルで保存したい場合はファイル→データ書き出し→GIF89a書き出しで保存しますが、多少重くなりますし、夜会で配布している元画像がjpgのため見た目が微妙に変わります。 仕上がり画像はこちら
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