壁紙で遊ぼう 2

(2) でかい画像で遊んでみる



(2) 切り抜いた海月で壁紙を作ってみよう 〜Freeソフトで遊んでみよう〜

  私は「壁紙Maker Pro」というソフトをよく使います。

  『壁紙Maker Pro』 『tomoのホームページ』(制作者:tomoさん)
  壁紙を作るソフト(メールウエア条件付きフリー)です。
  継ぎ目の無い壁紙が作れます。ソフトそのものの容量が軽く、アンインストールも簡単、いろんな意味でローカルを圧迫しません。
  なにより(条件付)Free!は配布当時からでありがたい度100%〜(T-T)
  ここでは、「私は壁proをこう使っている!」というお話をします。

  1、『壁紙Maker Pro』を、DLしてインストールする。
  2、使いたい画像をjpgからbmpに変換する。(海月画像.bmp)
    jpgやpng画像でも操作できますが、出来上がりは荒いので、私はもっぱらbmpを使っています。
  3、#1 『壁紙Maker Pro』を立ち上げる。


 #2 ファイル→元絵を開く。
   同時に画像作成サイズを指定する。

   このソフトは「繰り返し表示されても
   継ぎ目ができない」、要するに「画像を
   指定数だけランダムな位置に表示し、
   端で切れる部分は自動的に対面に
   スクロールする」わけですから、
   400×400でもいいし、小さい画像なら
   100×100でもいいわけです。
   ただし、指定した画像より小さい
   画面にしてしまうと、なにがなんだか
   わからなくなったり、スクロールの
   面白さも生かせないと思います(^^;

 #3 表示数と背景色を指定する。
 #4 実行→表示数や背景色を変えつつ、実行を繰り返す。

 #5 気に入った画像ができたら、ファイルに(名前を付けて)保存する。
 #6 手持ちのソフトで作成した画像を開いて、重なりの不具合やはみだし、全体の色味などを補正する。
 #7 保存形式はbmpなので、好きな保存形式(jpgが一番軽く問題がないでしょう(^^;)で保存しなおす。


● 大きい画像やお絵ビ絵を使って遊んでみる。

  1、今回作った海月を使った作品例 画像サイズ1024×744(指定は800、完成後にトリミング) 背景色黒、指定数3

  2、大きい画像を使った作品例
    元画像 もう二度と作れない偶発的な「うめく」 奇跡としか言いようがない(笑)「絡む」
   *仕事じゃない限り、ソフトは「使う」物ではなく「遊ぶ」もの。偶発を楽しみましょう。(*この作例は途中で何度か別なソフトでいじっています)

  3、お絵ビで適当に書いた画像を重ねて遊んだ作品例
    途中で丸投げしちゃったスカル元画像 笑う骸骨 RGBのRだけを強調してみた

  4、マジ書きしたお絵ビ画で作ってみた作品例
    作ってみました(IEのみ有効、ネスケ4.7以前の方はレイアウトが崩れます)。

  それぞれ背景として表示されている状態を見てから、「DOWNROAD」をクリックし、どんな画像が繰り返し表示されているのか確認してみてください。

● 小さい画像やgif/pngアイコンを使って遊んでみる。

  1、小さい画像の「散らばりの面白さ」の作品例
    かぼちゃ元画像 センターをちょっと暗くしてtxtを乗せやすくしつつ襲い来るかぼちゃ(笑)

  2、小さい画像の「配置と重なりの面白さ」の作品例
    卵胞元画像 ばらけた感じの卵胞1 もうちょっときちんと整頓 青いグラデをかけてみる

ちょいとお勝手*卵胞元画像は叶精作氏の「叶's スーパーPinup!」(アゴスト刊)の「イヤリングとネックレスの作り方」と映画のSFXなどを紹介する番組でよく見かける「アクセサリーに映り込む背景のCG」を見ていて、師匠たちの超高価でスーパーハイグレードな環境はともかく、私の超ショボ極貧環境でも「っぽいもの」ができないかと試行錯誤してみたところ、とりあえず「真珠のネックレス」とこの「映りこんだイヤリング」が完成。売り物でなければ「○○っぽいモノ」はなんぼでも制作可能だ!と確信しました(笑)おいおい「太ももにぴったりなゴージャスレース付きの網タイツ」も行ってみたいと密かに野望中(笑)・・・ああ、それにしても「イラストレーター」と「ポーザー」がほすぃ(T-T)あ、そういやペンタブも(遅ッ)

    蝶元画像 腱鞘炎になりかかった(笑)円を描く散らばり 斜めに流れる散らばり 他の画像と合成してみた
    *ちなみにこの蝶元画像は、叩き売りのスキャナにタダでついてきたVar.落ちのフォトデラックスで制作しています。

  3、透過済アイコンからかなり作為的に作った作品例

  『壁紙Maker Pro』のサイトに行くと、見本として上がっている画像は作成した画像そのままなのですが、背景色に指定できるのが1色なので、画像が複雑だったり、グラデを多用していたり、色味のついた部分に背景色が多く混入していたりすると、画像が重なった部分にはやはりシャギと呼ばれるぎざぎざが残ります。
  とりあえずの修正といえば、その「シャギ」を目立たなくする事ですが、私は出来上がった画像が第2段階で、そこからさらに手を加える事が多いです。お手持ちのソフトに「覆い焼き」や「焼きこみ」ツールがある方は好きな部分に強弱をつけるもよし、レイヤ合成、色調補正、ぼかし、反転、スタンプツールなどを駆使して、工夫してみてください。

● どうですか?使ってみたくなったでしょう?このソフトのことをもっと詳しく知りたい方は、『tomoのホームページ』さんの「壁紙関連」→「投稿壁紙の部屋」に、愛好者の投稿作品やtomoさんによるソフトのユニークな機能の使い方や簡単に演算模様ができる「万華鏡」などの紹介があります。お試しあれ。



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