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満月夜には恐怖映画を
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ダムド・ファイルっていろんな意味で かなり本気だと思うんだ
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新生トイレの花子さん
レビュー
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by rogdcts
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by JimmiXS
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1998年/日、監督/堤幸彦、脚本/高橋洋、出演/前田愛(里美)、浜丘麻矢(カナエ)、長野博(V6、担任矢部)、高島礼子(教師鹿島礼子)、荻島真一(教師朝岡)
緑台中1年の主人公里美(前田)には11年前同じ中学校で失踪した姉がいた。両親はその事を気にかけつつも彼女の中学入学を喜んだ。同じクラスには小学校からの親友カナエ(浜丘)、幼い頃家族ぐるみで親交のあった柏木、学校には不明の姉の時担任をしていた教師朝岡(荻島)もいる。 それにオカルトマニアの間宮という少女、自殺した赤いジャージの少女の霊が執り憑いた担任矢部(V6/長野)、後半姉と同級生だったという教師鹿島玲子(高島)が絡んでいく。
学校の怪談、生き人形、自殺した子の亡霊、校舎裏の朽ちかけた社、見上げるほど高い階段、花子さん在住の女子トイレというアイテムと、霊感少年と美人女教師の悪霊祓い、怯えるだけで何も出来ない両親とお約束どおりで、話は次第に「呪いの本体とは?」という点に絞り込まれていくのだが、怖さの中にもさりげなく仕込まれた思春期少女の思いなど、見る者を飽きさせない。
ホラーではやはり造形も重要なポイントだが、今作の人形の祟りは凄まじく、霊的パワーのみならず物理的バトルやお焚き上げシーンなど狂気じみた怪力をも併せ持ちそれがまた怖い。 今ではTV版オカルトドラマにさえ普通に使われる「(鏡や窓への)写り込み」も非常に効果的に使われており、現世と霊(魔)界を結ぶ違和感などほとんど感じさせない。
イマドキの学校モノに多いイジメだのような陰湿なリアリティーは徹底的に排除され登場人物はすべからく好人物であることもとても自然で、観客の視線を「心霊現象」「学校怪談」に集中させるための脚本の妙といえよう。 帰宅した父親とそれを出迎えた母親の脇を「ただいま」と行方不明だった姉が通り抜けるシーンなどは慟哭し取り乱す母親が切なく胸を打つ。
惜しむらくはラストクライマックスの怨霊との霊的バトルだろうか?(^^;確かにこれがあって初めて少年少女向け学校怪談というカテゴリーになるのだろうが。 同名に豊川悦司出演の思春期メインの作品があったり、美人教師役青木裕子主演のアイドル系作品があったり、「学校の怪談」といえば1作目に野村宏伸2作目に岸田今日子を迎えた大ヒットシリーズがあったりでたいそう紛らわしいが、「怖い」思いがしたいならこれはホンモノ。・・・しつこいようだが「最後の退魔バトルを除いては」^^;
SFXも脚本も同じメンバーで今度は我々マニアのために山岸凉子の「私の人形は良い人形」を純粋ホラーでぜひともやっていただきたいとお願いしたくなる一本である。
by まいる
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